大沢 謙二 | おおさわ けんじ | 1852. 三河国 生 | 1927.1.10 東京 没 |
生理学者・医博 近代生理学の祖。本姓大林、豊橋藩侍医大沢玄竜の嗣子となる。1869年医学所の句読師。翌年海外留学、1873年ベルリン大学に入り、翌年帰国。1878年私費で再度渡独。ストラスブルク大学のゴルツ教授に生理学を学ぶ。1882年帰国、東大生理学教授。チーゲルに代わり講座担当。1888年池田謙斎、高木兼寛らと最初の医博の学位を受けた。1891年東大医科大学長。1892年貴族院議員。1895年東京学士院会員。1915年退官、名誉教授。中央衛生会委員、医術開業試験委員などを歴任。東京医学会、花柳病予防会等に尽力した。 [ 著書] :「体質改良論」 1904. |
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櫻井錠二との関連 | |||
1882年東大生理学教授 1891年東大医科大学長 東京学士院会員 |